抱っこうさぎへの道 4
母上のお爺ちゃん(ミ○ル・91歳)が
生まれて初めての合コンに参加したと知り、
思わずブログの更新が滞ってしまいました。
いや~ビックリした・・・。
そんなことはさておき、デリケートだとバレてしまった殿。
殿がショップで売られていた時、
店員さんが横切る度にケージの中で必死に追いかけている
とても人懐っこそうなうさぎでした。
店員さんも情が移り「かわいいかわいい」というのにも納得。
その方も「ウチもうさぎ飼ってるので・・・。」と、
飼っていなかったら殿を引き取りたいといった雰囲気でした。
しかし今思えば、殿が我が家に連れ去られてからの
落ち込みようはひどかったですな・・・。
当初のブログに、母上は『殿はとてもおとなしい。』
『まるで定年して仕事という生きがいを無くした団塊世代のように。』
・・・と書いていますが、アレは知らない場所に連れてこられ
かなり凹んでいたようです。
ゴハンも食べ●もし、ナデナデもさせてくれるものの、
ケージを何時間開けていても全くでてこない状態でした。
母上に心を開いてくれたのは半月以上経ってからです。
その日初めて殿がドリルジャンプを見せてくれました。
・・・そこからはあっという間
今も飽きもせず、毎日母上を追いかけ回しています。

目線が同じ高さになると寄ってくるのは、うさぎの習性ですか?
店員さんの言っていた「人懐っこい子なんです。」は本当でした。
そしてもう一つの言葉も本当でした。
「抱っこは嫌いなんですが・・・。」
えぇ、悲しいかな・・・その言葉は真実で、
今も抱っこは大嫌いです。

天敵の父上に毎日ムリヤリ抱っこされるので、
それで益々嫌いになっているのではないかと読んでおります。
<過去の悲しい抱っこうさぎシリーズ>
・抱っこうさぎへの道①
・抱っこうさぎへの道②
・抱っこうさぎへの道③
しかし母上だって抱っこしたいです。
生後3ヶ月以上のうさぎしか迎えたことのない我が家・・・
俗に言う「抱っこを嫌がらない反抗期前」というのを知りません。
なのでどうしても抱いてみたい・・・
抱っこされたまま寝て欲しい・・・
グルーミングも病院から出される薬も好きなので、
抱っこできなくても今のところ問題はないのですが、
それでは母上の自己満足が満たされません。

自分の自己満足は必ず満たされる殿。
なぜだかヒザの間に入って寝るのが好きです。

まぁ、多少の不満は殿にもあるようですが・・・。
ここを狙ってヒザの上に乗せても、即座に逃げてゆきます。
ただ殿の良いところは、しつこく何度抱っこしても
警戒せず側にいることぐらいでしょうか・・・。
しかし先日父上があることを発見しました。
休日の夜に父上が
「母上が寝てる間に殿とたくさん遊んだ。」というのです。
何をして遊んだのか尋ねてみたところ、
「抱っこ。」と自慢げに言われました。
それ殿にとっては遊びではなく苦痛なのでは・・・。
逃げ場もなくてかわいそうな殿・・・。
それでもある法則に従うと、大人しく抱かれているというので
見せてもらうことにしました。
「父上に抱っこされる殿」
最後にセロリをあげているのは母上の同情心です。
いつもと何が違うのかと言うと、
立ったまま抱っこしているので殿が高さにビビっています。
それで飛び降りないのを利用した大変卑怯な技です。
ち、違う・・・
母上が望んでるのはこんなんじゃないんだー!
本当のこと言うと既に諦めているのだけど、
「抱っこ好き」な抱っこうさになって欲しいのです!
大人になってから抱っこ好きになったうさちゃんって
いらっしゃいますでしょうか?
なにかキッカケがあったなら教えてくだされー。
しかしなんとも卑劣な父上。
こんなことするから嫌われちゃったのかしら?
そうそう、先日夕飯を食べている時
父上が少し離れた場所にいた殿を覗き込んだんです。
そしたら普通に下に垂れていた殿の耳が
スススススッと前に動き出し、

目をふさいでしまいました。(※再現図)
しかも父上が視界に入る方だけ、器用に片方だけ・・・。
ほんとうさぎってすごいです。


オッサンに見られるのはお断りなのじゃ。
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「誉め殺し」教育。
殿がクシャミをしただけで過剰に反応してしまう母上でございます。
横にコテンと倒れただけで息をしてるか確認してしまいます・・・。
原因を検査して確認したわけではないので、
どうも自分が不安でたまらないようです。
でもこんな敏感になりすぎちゃいけませんね。
いけないけない。
元気はたっぷりあるようです。
恐らくストレスが原因だろうということで、
家にあった「うさぎと暮らす NO.18」を改めて熟読致しました。
この号の特集が‘ストレス’なのです。
換毛中は冬毛で体温がこもったり、毛を生やすのにエネルギーを使うので
常にストレスがかかっている状態だと初めて知りました。
一度見たはずなのに、ちゃんと読んでいなかったようです。
ストレスが重なったり連鎖するのもいけないとか。
うーむ、病院連れいかなくて正解だったかも・・・?
でも近いうちにあらためて診察してもらうということに致しましょう。
母上の教育方針は「誉め殺し教育」です。
もしかしたら、これが原因で甘えん坊になってしまったのかも・・・
と子育てに自信をなくしているところです。
教育の内容はというと、とにかく誉めまくりでした。
母上はうさぎさんに対して、
‘叱られて悪いと理解してても、ついついやっちゃう性格’
‘誉められると調子に乗って、どんどんやっちゃう性格’
というイメージを持っていたからです。
先代に母上がこのように教育されたのであります。
なので話しまくり誉めまくりでした。
とにかく何でもしゃべります。
例えば今日の夕飯について。
「殿ー、今日のゴハンなにがいいかねぇ?」

「そうですか、うさぎのステーキですかぁ。
だったら買い物行かなくていいから簡単だね~。
やっぱり殿は天才だねー、すごいねー。」
牧草を食べている殿を見て・・・

「うわーーすごいなーー。
殿はそんなに牧草が食べれるの?
そんな乾燥したもの食べれるなんて、
殿はやっぱり普通じゃないねー。
うさぎだねー!」
食べるの見たら毎回毎回・・・。
今、文字にしてみてバカだとようやく気づきました。
でも牧草を食べている時誉めると、誉めない時より食べている気がします。
一度ケージの中にいる殿を誉めまくり、
ナデナデ無しの言葉責めで歯をカチカチさせた時は
うさぎ界の加藤鷹として君臨できるのではないかと思ったほどです。
『貴方の寂しいうさちゃん、ボクが癒します。』という
キャッチフレーズで出張しようと目論んでいました。
ちなみにナデナデ無しのこの時は・・・
「殿!ウンチ食べてたの?すごいねー!
でも匂いもすごいねー。悪臭だねー!」
でした。でも殿は大変ご満足だったようです。

アレは不快な歯ぎしりだったのじゃ。
お部屋さんぽのお時間は?
殿のチモシージャングルが復活でございます。

日に日に食べる量が増え、6日で500g完食致しました。
その代わりまたペレットを食べる量が減ってます。
殿は今体重が1.6kgあるのですが、
朝晩合わせて15~20gしか食べません。
それでも体重は順調に増えていってるので、
母上は生温かく見守っているところです。
ところで皆さん、うさぎさんをどれくらいケージ外に出してるのでしょうか?
昨日「ストレスのない生活を送らせる」などと書きましたが、
うちは決して放し飼いなどではありません。
ずっと出してると・・・

こんな風にもなりますし・・・。
我が家ではケージの出し入れを一日4回しています。
①午前 7~8時
②午前10~11時
③午後18~20時
④午後21~22時
計5時間
母上が専業主婦ならではの業でありましょう。
仕事をしている時や外出する時は②番の時間帯はできません。
こんなコマゴマ出すならずっと出しとけばいいじゃないか!
と言われそうですが、そういう訳にもいかないのであります。
朝晩父上を会社まで送迎していることと、殿がひっつき虫なので、
ケージに戻してからでないと料理ができないことが理由です。
でも掃除機をかける時は出しっぱなし。

友達だと思っているのか、見ると跳ねて喜びます。
風が出る部分が大好きで、いつもその後ろにひっついてきます。
しかしコードを噛まないかヒヤヒヤするので
赤ちゃんのおしゃぶりのごとく常に牧草を咥えさせております。
しかし、外出や料理の理由もありますが
一番の理由は『殿がトイレをしにケージへ戻らないこと』です。
殿はケージ外にいる間、ひたすらトイレを我慢します。
母上は一度、
「いくらなんでも我慢できなくなったらするだろう。」と
殿のトイレの時間を狙って4時間ほど出していたのですが、
ケージに戻りトイレをする気配が全くありませんでした・・・。
母上は、外で漏らしちゃってもいいのよ!という
海より深い母の愛で見守っていたのですが、
徐々に虐待を行なっているような気分になり、
結局ケージへ戻してしまいました。
その時初めて、‘ジョーージョボジョボジョボー’という
うさぎのオシッコの音を聞いたのであります。
更に部屋の中を調べてみると、証拠隠滅を図ったと思われる
ボロボロに噛み砕かれたウンチが3つ・・・。
食べようとでもしたのでしょうか・・・。
殿たるもの威厳を保つのは大変な苦労がいるようです。
それ以来2時間出したら必ずケージヘ戻しています。
ケージへ戻る時の様子を動画でアップしてみました。
また暗くて見にくいので、下に一応ご説明を・・・><
母上がケージのお皿を叩いたら戻る時間だよ、という合図です。
すると殿は母上を見たり、時には固まったりして悩み始めます。
大抵は悩んだ末入ってくれるのですが、
この時は入ってくれなかったので抱っこして入れようとしたら
自らジャンプして入ってくれました。
おやつに惹かれるのか、2週間位で覚えてくれました。
今はおやつはあげたりあげなかったりです。
追っかけまわさなくていいので
お互いストレスもなくていい感じですぞぉ。

実はいい子を演じているのじゃ。